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仕事のヒント

「仕事がうまくいく→給料が上がる」のいくつかのヒント

面接のベストアンサー

 


私が過去に採用面接や昇級・昇格面接で経験した「これは!」という問答をちょっと紹介します。

■質問:あなたの職歴・経験について教えてください

◆普通の答え

 ○○年に××社に入社しまして、△△部に配属されました。その後、○○年に▽▽部に移籍になり▲▲を担当しました。

勝手な感想
 そんなこと履歴書に書いてあるじゃん…

◆グッドアンサー

 これまでの職務経験でお伝えしたいことは3つあります(指を折りながら)。
 一つ目が、○○年に××社の△△部で経験したことですが、□□について▽▽をしてきたことです。
 二つ目が、▼▼部を希望して移籍しました。○○をやってみたかったからです。ここでは、○○の★★を実践して来ました。特に〜〜〜は自分の強みだと思っています。
 三つ目が、〜〜〜〜〜〜

勝手な感想
 こいつ、ちゃんと準備してきてるじゃん。
 プレゼンもそこそこできそうだな。

◆ポイント

・何をどのくらい述べるのかを「〜は三つあります」のようにちゃんとまとめてから話している。これはプレゼンでも重要な話し方。
・面接なので、プレゼンほどではないですが、身振り手振りは相手に強い印象を与えやすいです。
・自分の経験を抽象化して一般的な用語で説明ができている。それをさらに具体的行動として表現している
・部門の移動を自分の積極的な行動の結果として説明している
・すべての移動経験や職歴を説明しようとせず、また履歴書に書いてあることはある程度省略して、ポイントをだけを説明しようとしている。


■質問:あなたの長所・短所について教えて下さい

◆ちょっとアレな答え

 自分は仕事に対して真摯に取り組みます。
 逆に真面目すぎる時があるので、完璧にしようとしすぎて、やりすぎてしまうところでしょうか…。

勝手な感想
 それ、誰にでもいえるじゃん…
 ちゃんと自分を把握しているのか?


◆普通の答え

 長所は、一度決めた事はとことんやり通すところです。
 短所は、長所とも繋がりますが、少々頑固な所です。これは無理かな?と思っても、頑固にやり通してしまうので、結果的に時間のムダだったという事が何回かありました。
 

◆ベストアンサー

 社会人経験の大半をほとんどひとつの部署で過ごしたため、視点が偏っているのではないかとおもっています。
 逆に現在の職種であれば、実際に他の人よりも速くプロジェクトを進められるという強みもあります。
 このため異なる業務やカルチャーでの経験をしたいと思っています。

◆ポイント

・自分の欠点・長所と思われるところを、ちゃんと事実を背景にして説明しています。つまり、抽象的な議論ではなく、現実に即して、自分を見ているということがアピールできてます。
・自分の長所・短所を踏まえた上で、自分に足らないものを補っていこうという前向きな姿勢がちゃんと表現されています。

この質問はすごく答えにくいと思います。
あまりにもバカ正直に答えすぎて、面接でバツにされても嫌でしょうし、逆に「欠点はありません!」などと答えようものなら、「はぁ?」と言われかねない。
そこで、性格ではなく過去の経験からくる弱点を挙げた上で、それをどのように克服したいと思っているのかという答え方をするとすごく頭がいい感じを受けます。

■質問:過去に経験した業務のうちで、一番困ったことと、それをどのように解決したのかを教えて下さい。

◆おバカな答え

 自分としては、××をやるべきだと思ったのですが、上司の意見は○○でした。そのために、実際に○○をやって出来ないことを上司に納得してもらいました。

勝手な感想
 最初から無駄だとわかってて、やったのかよ…。

◆ちょっとアレな答え

 自分が考えと周囲とで意見が食い違うことは何度か有りました。
 それ自体は、それぞれの経験に基づく点もありますので、仕方がないかと考えて、意見を調整しながら進めました。

勝手な感想
 結局何を経験して何をしたのかさっぱり??

◆普通の答え

 自分は××をやりたいと思ったのですが、周囲は反対されました。そこで関係者の意見を聞き、訂正すべき点を検討して○○の部分を他の方が納得できるような形にして同意をもらいました。

◆グッドアンサー

 自分としては、××をやるべきだと思ったのですが、上司の意見は○○でした。
 そこで、上司の意見の○○で実際に活動を始めて、都度状況を報告し、そこで見つかった個々の課題に対して、××でやりたいと思っていた個別の対応方法を適用するような提案をしました。全体の方向性としては上司の経験や知識に基づいた判断で乗りきれたことと、自分の持っている個々の対応方法をうまく適用するようにしました。たとえば●●のような問題が起きた時には、××で考えた▲▲という活動をしたい旨上司に相談して、上司とともに▽▽部の協力を取り付けて活動を行い、このプロジェクトの難関を乗り切ることができました。

◆ポイント

・説明が長い。これはきちんと説明するという意味と、この質問が面接の最大の山場なので、いいことです。
・上司の方針を尊重していることと、自分と上司の視点や責務の違いをちゃんと認識しています。
・話が具体的な行動とその背景をちゃんと説明できています。


■質問:何かあなたから聞いておきたいことがありますか?

◆普通の答え

 いえ、特に。

◆ベストアンサー

 私がもし御社に採用されるとして、御社において私の持っているスキルはお役に立てるでしょうか?
 あるいはもし採用されないとして、どのようなスキルが足らなかったのかを教えていただけますか


勝手な感想
 この質問は、中途面接で受けた質問なのですが、正直、答えに窮しました。
 この方は即採用にしました。

 視点が「会社への貢献」というところに行っていて、「就職」というところにない。その上で、自分のスキルをさらに伸ばすための質問になっているところが素晴しかったですね。

 「いえ、特に…」は、よく耳にするのですが、あまり印象はよくありません。
 それだけで不採用にすることはないのですが、自分の考えや、新しい職位・新しい会社にたいする興味が少ないような気がして、プラス評価にはならない答え方ですね。

■注意

私は人事の採用担当でもなんでもなく、単に採用の場面や昇進昇格の実務責任者として採否の意見を人事に具申するために面接をしているだけですので、採否の最終判断をしているわけではありません。したがって、この通り受け答えをしたからといって、必ずしも採用されるというわけでは有りませんので、ご承知おきください。

 

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