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仕事のヒント

「仕事がうまくいく→給料が上がる」のいくつかのヒント

点を打つ

 

よくビジネス書や自己啓発セミナーなどで、10年後の目標に向かって、今年やることを決め、今年やることを分解して、今月→今週→今日とタスクを作って行きましょう、と言われることがあります。

もちろん、その本を書いた人やセミナーを主催されるような方は、本当にそうして、本の著者になれたり、独立起業された方ですので、当たり前のことかもしれません。

■そこまで…


振り返って、平凡な会社にすがりつくようなサラリーマンである私には、できる時とできない時があります。「10年後に資産3億円!」と言ったって、資産を作ったことがないんだから、どうやって作っていいかなんて、ましてやタスクブレークダウンをしなさいって言われたって、わかるもんではありません。

もちろん、自分が経験したことであれば、ある程度は見えますが、やったことがないのに、何が必要かを出すなんていう作業はできるものではないです。

受験勉強をしたことがない小学生に、TOEICで500点取るための計画をかけ、といっても無理なわけです。

■自分がちょっとだけやれること


今の自分の地位を築いたのは、ほんのちょっとしたきっかけでした。

以前の記事でも軽く触れましたが、たまたま上司が、品質のデータ収集をしたいと考えており、それを「やらせてください」と手を上げたのがきっかけ。
一人で、通常の開発業務をこなしながら、片手間で作ったデータ収集のツールがスタートでした。

 そのツールをちょっとだけ強化して、
 それに関連する別のツールを作って
 さらに似たようなツールを作って

と関連機能を増やしていき、やがてそれらをデータ通信システムで接続して、データベースを導入しました。さらに、それを使った品質の改善活動をやるようになりました。品質の改善活動のなかで課題を、仕組みに展開して、その運用を指導する作業をし始めました。

で気がついたら、「品質システムと品質改善活動はあいつ(私のこと)の合意を得てから持って来い」と役員から別の社員が言われるようになりました。

で、部下を30人近く任されるようになりました。

と、だんだん大きくなってきたわけです。

最初は、わずか200行だけのEXCELVBAから始まったんです。

その時(ちょうど10年前です)に、今の自分が想像できていたかと言われると、「まったく考えてなかった」です。

「ちょっと面白そうだから」とおもって、やったのがきっかけ。

■川の流れ


巨大な大河の源流は、片手でせき止められるくらいの小さな湧き水です。
それが期せずして集まり、巨大な流れを作ります。

決して最初から、大河になるべくして流れ始めたわけではありません。

ただ、

  他の小川とつながる

必要はあります。途中で干上がってしまう川もあります。

 

 

■点を打つ


だから、まずあちこちに点を打つ必要があります。
具体的には、あちこちの活動に首を突っ込むことです。

その時に、自分がその活動に何が貢献できるのかを考えてください。
「自分はこんなことを貢献させてくれない?」といいながらその環の中に入るわけです。

そうすると、そこに自分の点が打たれます。
また、別のところで同じ事をします。

■線にする


それぞれの点は、点の半径をちょっとだけ大きくすることを考えてみてください。
だんだん点が大きくなると、別の所の点と接点ができます。
その2つの点を結んで、揺らぎないものにすると、そこにしっかりした影響力を発揮することができるようになります。それをまただんだん太くしていきます。

こうして行くうちに線はだんだん太くなり、やがて大きな面積を占めるようになります。

1点だけを大きくしようとしても不安定なままです。でも2点で支えると頑丈になるんですね。
それが3点、4点ならもっと頑丈になる。

そこが、あなたの立ち位置です。

■残念な人


自分の同期入社の人でも、対して対外的に影響力を持たない人が多いです。それは、その人の持っているのが専門性がありすぎるから。とにかく1点だけに集中して頑張った人というのは、非常に狭い範囲にしか自分の力を影響させられないんですね。

ほとんどのことはその人をすり抜けていってしまう。

あるいは、あちこちに点を打ちながら、その点を繋げていない。
だからいつまで経っても、点のままなんです。

■10年後の計画よりいまの拡張


もしあなたが、40才未満なら、ぜひあちこちに点をうちに行ってください。
その点を大事に育てていれば、あなたは社内でも強い影響力を持つことができるようになれます。

10年後にやりたいことが明確な人は、それに向けて、どうやってスケジュールを作るかに集中すればいいですが、

 もし、まだ10年後の自分が描けていないのなら
 あちこちにちょっかいを出す

ことをやってみてください。
ただし、やりかけで放置してはいけません。
打った点は、別の点と繋げられるように、線を引いてください。

 

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